

自分らしいライフスタイルで
「ゼロを一にする仕事」を
2020年入社 獣医学部卒研究開発本部 総合研究所 薬理グループ
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薬理研究員として獣医師として目指すもの
大学では獣医師として動物の治療を学びました。一見、薬理研究とは異なる分野に思われるかもしれませんが、その専門知識を活かし、千寿製薬では薬理研究員として新規治療薬の創出に携わると同時に、獣医師として実験動物の福祉向上にも取り組んでいます。
千寿製薬を選んだ理由の一つは、この実験動物の倫理的配慮の高さです。私は獣医師として、実験動物の健康と福祉を守ることを重視しており、その考えを尊重し、研究活動に反映させる企業文化に共感しました。また、座談会を通じて感じたオープンなコミュニケーションの風土も決め手となりました。チームで研究成果を出す上で、こういった環境が何よりも大切だと感じたのです。
現在のミッションは、新規治療薬の開発を通じて患者さんの生活の質を向上させること、そして動物福祉を尊重した研究環境を維持すること。この両軸を実現することで、患者さんと社会全体に貢献したいと考えています。 -
チームで連携し、挑戦する風土
千寿製薬の特長はと聞かれると、真っ先に思い付くのが、「挑戦機会の多さ」と「風通しの良さ」です。実際、ある薬剤の開発プロジェクトでは、薬理、動態、毒性、製剤の各チームが密に連携し、試験を重ねながら臨床ステージまで進めることができました。入社1年目の若手からベテラン研究員、管理職まで様々な立場のメンバーが参加していましたが、気兼ねなく自由に意見を交わし合える雰囲気で、年齢・部署・役職の壁も感じられませんでした。このように若手のうちから重要な業務に挑戦できる風土があり、成長を実感しながら働ける環境です。
そんな環境の中、私は薬理担当としてプロジェクトに参加していますが、実を言うと入社前まで実験の経験がほとんどありませんでした。不安を抱えての入社でしたが、メンターである先輩のサポートにより、実験手技や社会人としての基本もイチから学ぶことができました。実験がうまくいかず悩んでいた時も、先輩から「一緒に解決策を考えよう!」と励まされ、乗り越えることができました。そのおかげで、チームワークの重要性や新たな視点を取り入れる柔軟性も学ぶことができました。 -
ライフスタイルに合った働き方を実現
千寿製薬の働きやすさを改めて実感しているのが、育児休暇の取得推進とフレックスタイム制度の充実です。私自身、約1年前に育児休暇を取得しましたが、希望を伝えた際も復帰後も、周囲が温かく迎え入れ、サポートしてくれました。現在は育児と仕事を両立させるため、フレックスタイム制度を活用し、朝早く出勤し、午後は早めに退勤するスタイルを取っています。このように一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができる点が、千寿製薬の働きやすさだと感じています。
一方、薬理研究に求められるのは、失敗を恐れず挑戦する姿勢と、諦めずに可能性を追求する強い意志です。「ゼロを一にする仕事」は容易ではありませんが、ワーク・ライフ・バランスを大切にしながら、今後も挑戦し続けていきます。
ある一日のスケジュールSCHEDULE
- 6:30
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出社
メールをチェックするとともに、1日のスケジュールを確認
- 7:00
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資料作成・実験計画
会議資料の作成や、実験の計画など頭を使う作業は、朝の頭が冴えているうちに
- 9:00
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実験
動物実験や細胞実験を実施
- 11:30
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実験結果の解析
午前中に実施した実験結果を、記憶が新しいうちに解析。小さな気づきも考察の種としてメモ。
- 12:00
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動物の観察・治療
施設内の実験動物に異常が発生した場合、駆けつけて試験責任者と最適な治療について協議し、迅速に対応。
- 12:30
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昼食
同僚と話しながら昼食を取ったり、妻と連絡を取って子供の様子を聞いたりして、リラックス。
- 13:30
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会議
プロジェクト会議では複数の部署と、部署内の会議ではチームと連携して、現在の課題と解決策を模索。
- 15:00
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1日の振り返り・メールやチャットの確認
1日のスケジュール、メールやチャットの確認をし、やり残しがないかチェック。翌日のスケジュールの確認。
- 15:15
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退社
退社後は、家族との時間を大切に。